※本サイトの記事にはPR情報が含まれます。

若い女性の美容イメージ
乾燥肌・敏感肌用の化粧水には必ずと言っていいほど配合されている「セラミド」。

セラミドが配合されたオーガニック化粧水があれば使ってみたいですよね。

そこでこのページでは、

  • セラミド配合のおすすめのオーガニック化粧水
  • セラミド配合の化粧水選びのポイント
  • セラミドの種類や効果
  • セラミドの安全性や副作用について
  • セラミドを食品から取り入れる方法

以上の5つについて、詳しくご説明していきます。

1.セラミド配合のおすすめのオーガニック化粧水はブルークレールの「ローズエステリッチローション」

セラミドは、もともと人間の肌に存在している成分なのですが、外から補いやすい成分でもあるため、ケミカル化粧水には配合されていることが多い成分です。

一方で「潤いを補う」よりも、「肌本来の力を引き出す」ことを中心に考えるオーガニック化粧水では、セラミドが配合されている化粧水が少ないのです。

また、オーガニック化粧水は使い続けることで、肌自身がセラミドを作り出せるようにため、配合されていなくても特に問題はありません。

それでも、どうしてもセラミド配合のオーガニック化粧水が使いたいという人におすすめなのが、ブルークレールの「ローズエステリッチローション」です。

ローズエステリッチローションは、ダマスクローズウォーターを中心に、14種類のオーガニック認証・エコサート認証取得の成分が配合された国産オーガニック化粧水です。

合成保存料、合成界面活性剤、合成ポリマー、合成紫外線吸収剤、シリコンオイル、鉱物油、合成着色料、合成香料無添加で、セラミドやビタミンC誘導体などの美容成分をまとめて試したい人におすすめです。

公式サイトはこちら

2.セラミド配合の化粧水を選びのポイント

説明する女性
セラミド配合の化粧水選びのポイントは、次の2つです。

  • ヒト型セラミドが配合されているものを選ぶ
  • セラミドの配合量が高いものを選ぶ

2-1.ヒト型セラミドが配合されているものがおすすめ

ヒト型セラミドを選ぶメリットは、人間の肌にもともと存在しているセラミドと、化学構造がほとんど同じで、保湿力や浸透力にも優れていて、刺激が少ないという点です。

化粧水の成分表を確認して、セラミド1、セラミド2、セラミド3、セラミドNPというように、番号かアルファベットが付いているものがヒト型セラミドです。

酵母を利用して作られたヒト型セラミドは、保湿力や安全性の面でも最もおすすめのセラミドです。

2-2.セラミドの配合量もチェック!

せっかくセラミドが配合された化粧水を選ぶのであれば、効果を実感できる量が配合されているものを選びましょう。

セラミドの配合量をチェックする方法は、次の3つです。

①成分表の順番
化粧水の成分表は、配合量の多いものから順に記載されています。つまり、後ろの方に書かれている成分は、配合量がかなり少なく、効果もほとんどないということがわかります。

②化粧水の価格
ヒト型セラミドは、擬似セラミドなどに比べると価格が高くなります。そのため、ヒト型セラミドがある程度の量配合されている化粧水は、1本あたり3,000円以上が適正価格です。

あまりにも安い化粧水は、成分表に記載されていても、セラミドの量が少ない可能性があります。

③テクスチャー
セラミドは水溶性の成分ではなく、脂溶性の成分です。このため、化粧水に配合するととろみのあるテクスチャーになるのが特徴です。

セラミド配合なのにサラッとしている化粧水は、セラミドの配合量がかなり少ないと判断することができます。

3.セラミドとは

オーガニック化粧水の森
セラミドとは、人間の肌にもともと存在している成分で、外部刺激から肌を守るお肌の必須成分です。

3-1.セラミドとはもともと人間の肌に存在する成分

セラミドとは、人間の肌の表面にある角質層の細胞間脂質の成分の1つです。

細胞間脂質は、コレステロール、コレステロールエステル、遊離脂肪酸、糖セラミド、セラミドで構成されています。この細胞間脂質の主成分がセラミドで、約50%を占めています。

通常、セラミドは肌の奥で作り出される成分なのですが、加齢や洗顔のしすぎ、肌の代謝不良、バランスの悪い食事などによって、減少してしまうことがわかっています。

3-2.セラミドの最大の役割は外部刺激から肌を守ること

セラミドは、NMFという水分の層と油分の層をつなぎ合わせるセメントのような働きをしています。セラミドでつなぎ合わされた細胞間脂質とNMFが構成する脂質の層を「ラメラ構造」と呼びます。

セメントで隙間をふさがれたブロック塀が、光を通さないのと同じように、セラミドで細胞と細胞がきちんとつながれているお肌は、ほこりや乾燥などの外部刺激から肌を守ることができます。これが、肌の「バリア機能」と呼ばれているものです。

このように、セラミドは、肌を外部刺激から守るという、とても重要な役割を担っている成分なのです。

4.セラミドの種類とその効果

セラミドは、人間の肌に存在しているヒト型セラミドの他にも、天然セラミド、植物性セラミド、疑似セラミドがあり、種類によって効果にも違いがあります。

4-1.人間の肌に存在しているヒト型セラミドの種類と効果

ヒト型セラミドの種類については、まだまだ解明途中の段階で、「7種類あるという説」や「11種類あるという説」、「それ以上あるという説」など様々です。

現段階で確実にわかっているのは、セラミド1、2、3、4、5、6Ⅰ、6Ⅱの7種類になっていて、それぞれの効果は、次のようになっています。

【ヒト型セラミドの種類と効果】
セラミド1…外部刺激に対してのバリア機能
セラミド2…水分保持力が高い
セラミド3…保湿力が高く、シワの軽減に効果がある
セラミド4…角質層のバリアを作る働きと維持する働き
セラミド5…角質層のバリアを作る働きと維持する働き
セラミド6…水分保持機能、ターンオーバーの促進、シワの軽減
セラミド6Ⅱ…水分保持機能、ターンオーバーの促進、シワの軽減

特に重要だとされているのが、セラミド1~3です。
セラミド3は、年齢とともに減少しやすいセラミドで、セラミド3が配合された化粧水は、保湿効果だけでなく、シワ予防に効果的です。

4-2.化粧品に配合されるセラミドの種類と効果

化粧水や美容液などの化粧品に配合されるセラミドには、ヒト型セラミドの他にも、天然セラミド、植物性セラミド、擬似セラミドの4種類のセラミドがあります。

それぞれのセラミドの種類と効果は、次のようになっています。

【セラミドの種類と効果】
天然セラミド…馬や豚などの動物の脳・脊髄から抽出される動物由来のセラミドです。ヒト型セラミドの次に保湿力にすぐれています。成分表では、「ウマスフィンゴ脂質」「ビオセラミド」などと表示されています。

植物性セラミド…米ぬか油などの植物から抽出された植物由来のセラミドです。植物から抽出するため、安くて大量生産がしやすいのが特徴です。成分表では、「コメヌカスフィンゴ糖物質」などと表示されています。

擬似セラミド…石油原料から化学的に合成されて作られたセラミドです。安くて大量生産がしやすいのですが、効果の面で他のセラミドに比べて劣ります。成分表では、「セチルPGヒドロキシエチルパルミタミド」などと表示されています。

ヒト型セラミド…酵母を利用して作られたセラミドです。保湿力や安全性で最も優れたセラミドです。成分表では、「セラミド3」などと表示されています。

5.セラミドの安全性と副作用

attractive beauty skin asian woman
基本的には、セラミドは安全性が高い成分なのですが、天然セラミドや擬似セラミドについては、パッチテストをしてから使うのがおすすめです。

5-1.最も安全性が高く保湿力に優れているのは「ヒト型セラミド」

ヒト型セラミドは、人間の肌にもともと存在しているセラミドと、ほぼ同じ構造をしているため、馴染みやすく保湿力が高いだけでなく、刺激が少なく安全性が高い成分です。

アトピー性皮膚炎の人や敏感肌の人には、安全性の面でもヒト型セラミドが最もおすすめです。

5-2.天然セラミドや擬似セラミドは副作用に注意!

天然セラミドは、牛由来のセラミドが中心だったのですが、BSE問題以来、馬由来の「ウマスフィンゴ脂質」がほとんどになっています。

動物由来の天然セラミドは、人間と細胞間脂質の構造が似ているため、保湿力には優れているのですが、馬油を使ってアレルギー反応が出た経験がある人などは、注意が必要です。

また、擬似セラミドには、セラミド以外の防腐剤が配合されている場合もあるので、注意が必要です。

6.最も安全なのはセラミドを食品から取り入れること!

最も安全なのは、セラミドを多く含む食事を取ることで潤いのある肌を作るという方法です。

6-1.セラミドを多く含む食品

セラミドを多く含んでいる食品には、こんにゃく芋、米、小麦、大豆、乳製品、ほうれん草があります。特におすすめなのがこんにゃく芋で、米や小麦の約10倍のセラミドが含まれています。

また、黒豆やコーヒー、わかめ、ひじきなどの黒い食品にも、セラミドが多く含まれています。

その他にも、セラミドの生成を促す効果がある次のような食品をバランスよく摂ることがおすすめです。

血行を促進する食品…玉ねぎやジャガイモなどの白い食品
抗酸化力が高い食品…人参、ほうれん草などの緑黄色野菜

6-2.セラミドを減らしてしまう食品

セラミドを減らしてしまう食品として注意が必要なのが、リノール酸です。

リノール酸を多く含む食品には、ひまわり油、ベニバナ油、グレープシードオイルなどがあります。

これらを使った揚げ物やインスタント食品、マーガリンなどを摂り過ぎてしまうと、せっかく作られたセラミドを減らしてしまうことになってしまうので、摂り過ぎないように気を付けてくださいね。

7.まとめ

オーガニック化粧水を使い始めた時は、物足りなく感じる人がほとんどです。皮がむけるほど乾燥しているのでなければ、肌自身が潤いを出せるようになるまで使い続けるのがおすすめです。

ただし、どうしても乾燥が止まらない時には、ヒト型セラミドが配合されている化粧水に頼ってみるのも一つの方法かもしれません。