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美肌効果だけでなく、自然の香りによる癒し効果も魅力的なハーブ。
自分の肌質に合ったハーブが配合されたオーガニック化粧水があれば、使ってみたいですよね。
そこでこのページでは、
- ハーブ配合のおすすめのオーガニック化粧水
- ハーブ配合のオーガニック化粧水の選び方
- ハーブ配合のオーガニック化粧水の効果
- ハーブ配合の手作り化粧水の作り方
- ハーブ配合の手作り化粧水のメリット・デメリット
以上の5つについて、詳しく説明していきます。
目次
1.ハーブ配合のおすすめのオーガニック化粧水3選
ハーブを使った化粧水の効果は、「若返りの水」とも呼ばれる「ハンガリーウォーター」のエピソードでも有名です。
「ハンガリーウォーター」は、14世紀にハンガリーの王妃であったエリザベートがリウマチの治療のために使っていたハーブ水です。王妃は、この化粧水でリウマチが改善しただけでなく、どんどん若返って、隣の国の若い王子からプロポーズされたのです。
こうして、ハーブを配合した化粧水は、「若返りの水」と呼ばれるほど美肌効果が高いとして、世界中に知られるようになりました。
そんな美肌効果が高いハーブ配合のオーガニック化粧水の中で、特におすすめなのが次の3つの化粧水です。
フローラルドロップは、ハーブウォーターの中でも美肌効果が高いローズウォーターが主成分になっている化粧水です。
この化粧水は、水を一切使わずに作られたもので、通常の3〜4倍の精油成分が含まれるといわれているダマスクローズウォーターが贅沢に使われています。
また、抗酸化作用が高く、血行促進作用、新陳代謝の促進作用などがあるローズマリーも配合されていて、シミやシワの改善にも効果的です。
さらにフローラルドロップには、これらのハーブ成分に加えて、バイオエコリアという肌の善玉菌を増やす効果がある成分が配合されています。
ハーブの効果との相乗効果で、より高い美肌効果を実感できるハーブ配合の化粧水の中でも、特におすすめの化粧水です。
月桃バランスローションは、ショウガ科のハーブである月桃が主成分になっている化粧水です。月桃は、抗菌作用が高く、沖縄地方で古くから、お餅を包むなどの防腐剤として使われてきました。
さらに、最近行われた琉球大学農学部の研究によって、月桃には、抗菌作用だけでなく、赤ワインの30倍ものポリフェノールが含まれていて高い抗酸化作用があることが発表されています。
加えて、月桃のカワインという成分にはコラーゲンやヒアルロン酸の分解を抑制する効果があることも発表されて、注目されています。
抗菌効果が高い月桃成分は、ニキビなどの肌荒れが気になる人にもおすすめです。
ヒーリングローションは、無農薬栽培の富山ヘチマ水や沖縄の月桃を中心に水を一切使わずに作られた化粧水です。
その他、血行促進作用、血行促進作用、新陳代謝の促進作用などの美容効果が高いローズマリーエキスも配合されています。
また、抗菌作用の高いハーブを使うことで、防腐効果を高めているため、防腐剤も無配合だから、敏感肌の人でも安心して使うことができる化粧水です。
2.ハーブ配合のオーガニック化粧水の選び方
洗顔後、肌に一番最初につけることになる化粧水の成分は、お肌に最も影響を与えやすくなります。そのため、化粧水に配合されているハーブなどの植物成分の質は、化粧水を選ぶ時に必ずチェックしておきたいポイントになります。
2-1.農薬の心配がないオーガニック栽培されたハーブが使用されている
ハーブ配合のオーガニック化粧水を選ぶ時には、オーガニック栽培された植物成分を選ぶことがおすすめです。オーガニック栽培された植物成分は、通常栽培された植物成分に比べて160%以上も保水力が高く、抗酸化作用や活性作用も高いことがわかっています。
また、オーガニック栽培されたハーブは、農薬の心配がないため、残留農薬によって肌荒れを起こす危険性も少なく、安心して使うことができます。
2-2.ハーブエキスの抽出法もチェックしよう!
植物成分からエキスを抽出する方法には、次の5つの方法があります。
①水蒸気蒸留法
ハーブを蒸留釜に入れて水蒸気を送り込み、精油成分を気化させた後、水蒸気を冷却し、精油とハーブウォーターを得る方法です。
②圧搾法
ローラーや遠心分離器を使ってエキスを絞り出す方法です。主にオレンジ、グレープフルーツ、レモンなどの精油を抽出する時に使われます。
③溶剤抽出法
エタノールなどの溶剤にハーブをつけ込んで抽出する方法です。
④油脂吸着法
牛脂や豚脂に精油の香り成分を吸着させる方法です。手間がかかる方法であるため、現在ではほとんど使われていません。
⑤超臨界流体抽出法
1970年代に開発された新しい抽出法で、二酸化炭素を高い圧力をかけて、精油の成分を吸着させる方法です。装置にコストがかかるため、あまり使われていません。
溶剤抽出法では、エタノールを使って植物エキスを抽出するため、アルコールの成分が植物エキスに残ってしまう場合があります。これが、キャリーオーバー成分と呼ばれるものです。
これらのキャリーオーバー成分については表示義務がないため、成分表だけを見ても確認することができません。
ハーブエキスが配合された化粧水を選ぶ時には、抽出法も公開されているオーガニックコスメブランドを選んでおくと、安心です。
3.ハーブ配合のオーガニック化粧水の効果
ハーブ配合のオーガニック化粧水には、美白効果、保湿効果、鎮静効果など、配合されているハーブによって、様々な効果を期待することができます。自分の肌質や肌悩みに合ったハーブを見つけて、美肌を目指しましょう!
3-1.ハーブとは薬草のこと
ハーブは、ラテン語で草の意味を持つHerba(ヘルバ)が語源で、日本語では「薬草」です。
ハーブは、そのまま料理に使ったり、「ハーブティー」として飲んで楽しんだり、化粧水として使ったり、精油による認知症予防など、様々な利用法があります。
また、化粧水として使う場合には、ハーブの種類や組み合わせによって、複合的な効果・効能を期待することができること、女性ホルモンや自律神経などの体の内側からの効果も期待できることなどから人気が高まっています。
3-2.肌悩み別!おすすめのハーブとその効果
ハーブは種類によって、効果も異なります。まずは、自分の肌悩みに合ったハーブがどれなのかをチェックしてみましょう。
【ニキビに効果が高いハーブ】
ゼラニウム…皮脂のバランスを調整する効果が高い
クラリセージ…皮脂が過剰に作られるのを防いで、炎症を抑える
ラベンダー …ニキビや傷の回復力を高める
マリーゴールド…収れん効果、抗炎症作用があり、毛穴を引き締める。
エルダーフラワー…抗炎症作用がある。
【シミ・くすみに効果が高いハーブ】
ダマスクローズ…抗酸化作用が高く、シミ・くすみに働きかけ日中のダメージを回復させる。女性ホルモンを整える効果が高い。
ラベンダー…リラックス効果が高く、深い眠りをもたらすことで、肌の生まれ変わりを助ける。
ネロリ…皮膚の再生を高める効果が高く、アンチエイジングの精油とも呼ばれている。
ゼラニウム…体全体の排出力を高める
ローズヒップ…ビタミンCが豊富で美白効果が高い
【しわ・たるみに効果が高いハーブ】
ダマスクローズ…抗酸化作用が高く、女性ホルモンに働きかけて、シワ・たるみのない美肌を作る。
ローズマリー…酸化ダメージから肌を守る。若返りの水にも配合されていた成分。
イランイラン…女性ホルモンを活性化して、美肌に導く。
ネロリ…皮膚を再生する効果が高い。
3-3.肌質別!おすすめのハーブとその効果
肌質別におすすめのハーブとその効果は、次のようになっています。
【乾燥肌・敏感肌】
ラベンダー…火傷にも効果があるほど抗炎症作用が高く、傷などのダメージを回復する効果が高い。
カモミール…皮膚の再生を促す効果がある。
ローズ…新陳代謝を高めて、血流を改善する。
【アトピー肌】
カモミール…抗アレルギー作用があり、かゆみなどを抑える効果が高い。
ラベンダー…抗炎症作用、癒傷作用が高く、他のハーブとの相乗効果も高い。
ローズウッド…アトピーや湿疹などのケアに効果が高い。
【脂性肌】
ペパーミント…毛穴を引き締める、収れん作用がある。
ゼラニウム…皮脂バランス調整する効果がある。
クラリセージ…皮脂が過剰に作られるのを防いで、炎症を抑える効果がある。
4.ハーブ配合の手作り化粧水の作り方
ハーブを配合した化粧水を作る方法は、3通りあります。
- エッセンシャルオイルをブレンドする
- ハーブチンキを利用する
- ハーブティーを利用する
それぞれの方法による化粧水の作り方は、次のようになっています。
4-1.精油を利用したハーブ化粧水の作り方
ハーブを配合した手作りの化粧水を作る最も簡単な方法が、精油をブレンドする方法です。
作り方は、精製水95ml、グリセリン5~10ml、精油3滴を混ぜるだけです。
この方法で化粧水を手作りする時の注意点は、精油はアロマオイルではなく、必ず100%のエッセンシャルオイルを選ぶことです。特に、精油はオーガニック栽培された成分で、水蒸気蒸留法によって抽出されたものがおすすめです。
4-2.ハーブチンキを利用したハーブ化粧水の作り方
ハーブチンキとは、アルコールにハーブを漬け込んで、植物エキスを抽出したものです。ハーブチンキを利用したハーブ化粧水作りをする場合は、まずハーブチンキ作りから始めます。
ハーブチンキは、40度以上のウォッカにドライハーブを漬け込み、密閉した遮光瓶に入れて混ぜたら、3~4週間冷暗所で保存し、ハーブを取り除くと出来上がりです。
精製水95ml、グリセリン5ml、ハーブチンキ5ml程度を入れて混ぜると、ハーブ化粧水の出来上がりです。
ハーブチンキの保存期間は約1年で、化粧水以外にも入浴剤や消臭剤などにも使うことができます。
4-3.ハーブティーを利用したハーブ化粧水の作り方
3つ目の方法は、ハーブティーを化粧水として使うという方法です。ハーブティーを利用したハーブ化粧水の作り方は、次のようになっています。
- 500mlの精製水を沸騰させる。
- 12~13gのドライハーブを入れて火を消す。
- 蓋をして、約20分蒸したものを冷ます。
- ハーブティー45ml、グリセリ5mlを加えて、化粧水が完成。
この化粧水の保存期間は、冷蔵庫保存で約2週間です。防腐剤が入っていないため、なるべく早く使うのがおすすめです。
5.ハーブ配合の手作り化粧水のメリット・デメリット
ハーブ配合の化粧水には、次のようなメリットとデメリットがあります。
5-1.ハーブ配合の手作り化粧水のメリット
ハーブ配合の手作り化粧水のメリットは、
- 肌の調子や気分に合わせてハーブを選べる
- 保存料が入っていないため、肌荒れの心配が少ない
などです。
乾燥肌や敏感肌は、化粧水に含まれている防腐剤などの成分が原因になっていることもあります。手作り化粧水をこまめに手作りすることで、防腐剤を使わない化粧水を使うことができるのが、手作り化粧水のメリットです。
また、自分の肌悩みや肌質に合ったハーブを組み合わせて使うことで、効率よく肌悩みを解決することができます。
5-2.ハーブ配合の手作り化粧水のデメリット
ハーブ配合の手作り化粧水のデメリットは、
- 保存が難しい
- 質の良いハーブや精油を手に入れるのが難しい
- 作る手間がかかる
などです。
手作りの化粧水で、防腐剤などの保存料を使わなかった場合、保存方法によっては、1日でも雑菌が繁殖してしまうことがあります。また、質の良いハーブや精油を入手するのは難しく、コストもかかってしまいます。
これらの作業が面倒な人、質の良い化粧水を安く使いたい人は、信頼できるオーガニックブランドの化粧水を使うのがおすすめです。
6.まとめ
オーガニックブランドは、オーガニック原料を大量に仕入れることができるため、質の良いハーブ原料を安く仕入れることができます。
また、衛生面でもきちんと管理が行き届いた工場で作られているため、防腐剤が配合されていなくても、手作り化粧水に比べると腐りにくく、安心です。
よほどの技術がある人や確実にオーガニック原料を仕入れるルートを持っている人以外は、信頼できるオーガニックブランドの中から自分の肌に合ったハーブ配合の化粧水を選ぶのがおすすめです。