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ほとんどの美白化粧水に配合されている「ビタミンC誘導体」。
ビタミンC誘導体が配合されたオーガニック化粧水があれば使ってみたいですよね。
そこでこのページでは、
- ビタミンC誘導体配合のおすすめのオーガニック化粧水
- ビタミンC誘導体配合の化粧水選びのポイント
- ビタミンC誘導体の種類や美肌効果
- ビタミンC誘導体の副作用
- ビタミンC誘導体が刺激になる敏感肌さんにおすすめの美白
以上の5つについて、詳しくご説明していきます。
目次
1.ビタミンC誘導体配合のおすすめのオーガニック化粧水はブルークレール「ローズエステリッチローション」
オーガニック化粧水には、ビタミンC誘導体などの美白成分が配合されていなくても、シミやくすみを自ら追い出して、透明感のある肌へと変えていく効果があります。
ところが、その効果を実感するまでには、肌が生まれ変わるまでの期間が必要になるため、時間がかかってしまいます。
でも、「そんなに長くは待てない!」「できるだけ早く目立つシミを何とかしたい」という人におすすめなのが、ビタミンC誘導体配合のオーガニック化粧水です。
ブルークレールの「ローズエステリッチローション」には、オーガニック化粧水の中では珍しく、ビスグリセリルアスコルビン酸(ビタミンC誘導体)とパルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(APPS)の2種類のビタミンC誘導体が配合されています。
また、全成分においてキャリーオーバーが一切なく、植物成分についてはオーガニック認証を受けるなど、オーガニック化粧水としての質もかなり優秀です。
合成保存料・合成界面活性剤・合成ポリマー・合成紫外線吸収剤・シリコンオイル・鉱物油・合成着色料・合成香料無添加となっていているので、ビタミンC誘導体配合のオーガニック化粧水を使ってみたい人におすすめです。
2.ビタミンC誘導体配合の化粧水選びのポイント
ビタミンC誘導体配合の化粧水を選ぶ時にチェックしておきたいのが、次の3つのポイントです。
- APPSと水溶性ビタミンC誘導体が配合されている
- ビタミンC誘導体の濃度
- 一緒に配合されている成分
3つのポイントとお肌の状態を見ながら、自分に合ったビタミンC誘導体が配合されている化粧水を選びましょう。
2-1.APPSと水溶性ビタミンC誘導体が配合されているものがおすすめ
ビタミンC誘導体には、「水溶性ビタミンC誘導体」「油溶性ビタミンC誘導体」「進化型ビタミンC誘導体」の3つの種類があります。
3つの中では、「水溶性ビタミンC誘導体」と「進化型ビタミンC誘導体」が化粧水と相性が良いビタミンC誘導体です。
特にAPPS(アプレシエ)と呼ばれる「進化型ビタミンC誘導体」は、水溶性ビタミンC誘導体と油溶性ビタミンC誘導体の両方のメリットを持っていて、従来のビタミンCの100倍以上もの浸透力があることから、人気の成分になっています。
3種類のビタミンC誘導体は、それぞれ効果やおすすめの肌質が違ってきます。種類別の効果については、「4.ビタミンC誘導体の種類と効果」に詳しく説明してあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
2-2.ビタミンC誘導体の濃度は種類によって違う!
ビタミンC誘導体の効果を実感するためには、濃度も重要です。
ただし、濃度は高濃度であればあるほど良いというものでもありません。というのも、水溶性ビタミンC誘導体は高濃度過ぎると乾燥を招いたり、刺激になりやすかったりするからです。
また、効率よく効果が得られるとされている濃度も種類によって違っています。ビタミンC誘導体の種類別のおすすめ濃度は、次のようになっています。
【ビタミンC誘導体の種類別おすすめ濃度】
水溶性ビタミンC誘導体…5%
油溶性ビタミンC誘導体…5%
進化型ビタミンC誘導体(APPS)…1~2%
ビタミンC誘導体の配合量が公開されていない化粧水については、成分表の配合順をチェックしてみるのがおすすめです。
2-3.一緒に配合されている成分もチェックしよう!
もう一つ、ビタミンC誘導体配合の化粧水を選ぶ時にチェックしておきたいのが、一緒に配合されている成分です。
これは、期待したい効果によっても違ってきますが、一緒に配合されている成分によっては、ビタミンC誘導体との相乗効果を期待することができます。
【美白効果を高める成分】
ビタミンC誘導体と一緒に使うことで、美白効果を高めてくれる成分には、ローズマリーエキス、オウゴンエキス、ソウハクヒ、イソフラボンなどたくさんの成分があります。
自分の肌に合ったものを見つけることが、シミのない肌への近道となります。
【アンチエイジング効果を高める成分】
ハリのある肌を目指したい人、キメを整えたい人などにおすすめなのが、ビタミンC誘導体とフラーレンの相乗効果です。
抗酸化力が高い「フラーレン」は、ビタミンC誘導体と一緒に使うことで、ビタミンCを酸化から守る働きをしてくれます。これによって、ビタミンC誘導体が長く効果を発揮し続けることができるのです。
【ニキビ予防効果を高める成分】
ニキビ予防効果を高めたい人には、過剰な皮脂の分泌を抑える「オウバクエキス」や抗菌作用が高い「カンゾウエキス」が一緒に配合されているとさらに効果的です。
【保湿効果が高い成分】
水溶性ビタミンC誘導体は、人によっては乾燥を感じることもあります。
乾燥しやすい肌質の人は、コラーゲン・ヒアルロン酸・セラミドなどの保湿成分が一緒に配合されているものを選んでおくと安心です。
3.ビタミンC誘導体による美肌効果
ビタミンC誘導体をスキンケアに取り入れる場合には、化粧水に配合するのが最もおすすめです。
これは、ビタミンC誘導体に、水に馴染みやすく、安定しやすく、浸透しやすいという性質があるからです。
また、ビタミンC誘導体配合の化粧水を使うと、次のようなたくさんの美肌効果があることもわかっています。
3-1.美白効果
ビタミンC誘導体には、メラニンの生成を抑制する作用だけでなく、黒くなってしまったメラニンを白に還元する作用やメラニンを排出する作用もあります。
日焼けによるシミの場合には、3ヶ月程度で効果を実感することができます。もし、3ヶ月間使っても何の変化も感じられない場合は、シミの原因が日焼け以外という可能性が高くなります。
3-2.アンチエイジング効果
ビタミンC誘導体には、コラーゲンやセラミドの合成を促進する効果があります。
また、活性酸素を除去する効果や血行を促進して新陳代謝を整える効果もあり、アンチエイジングには欠かせない美肌成分とされています。
3-3.ニキビ予防効果
ビタミンC誘導体には、過剰な皮脂の分泌を抑える効果、炎症を抑える効果があり、ニキビ予防にも効果的です。
高い美白効果で、ニキビ跡の改善効果も合わせて期待することができるのもメリットです。
4.ビタミンC誘導体の種類と効果
ビタミンC誘導体には、「水溶性ビタミンC誘導体」「油溶性ビタミンC誘導体」「進化型ビタミンC誘導体」の3つの種類があり、種類によって効果にも違いがあります。
4-1.水溶性ビタミンC誘導体とその効果
水溶性ビタミンC誘導体には、
- 水に溶けやすい
- 通常のビタミンCの約8倍の浸透力がある
- 12時間持続する
- 即効性が高い
という特徴があります。
化粧水に配合して使われるケースが多いのですが、濃度が高すぎると乾燥や刺激を感じやすくなります。
水溶性ビタミンC誘導体の臨床試験では、5%の濃度の時が、最も肌への刺激が少なく、皮脂の抑制効果、抗酸化効果などへの結果が良かったことが報告されています。
代表的な水溶性ビタミンC誘導体には、リン酸アスコピルマグネシウム(APM)、リン酸アスコピル酸3Naがあります。
4-2.油溶性ビタミンC誘導体とその効果
油溶性ビタミンC誘導体には、
- 通常のビタミンCの約20倍の浸透力がある
- 24時間持続する
- 肌への刺激が少ない
という特徴があります。
油溶性ビタミンC誘導体は、クリームやゲルと馴染みやすく、肌への刺激が少ないため、敏感肌・乾燥肌でも安心して使うことができます。
持続時間は長いものの、浸透するまでに時間がかかるため、水溶性ビタミンC誘導体に比べると、即効性が劣ります。
成分表には、テトライソパルミチン酸アスコビル(VCIP)と表示されています。
4-3.APPSとその効果
APPSには、
- 通常のビタミンCの約100倍の浸透力がある
- 水に溶けやすい
- 即効性が高い
- 肌への刺激が少ない
- 皮膚の真皮にまで届く
という特徴があります。
進化型ビタミンC誘導体と呼ばれるAPPSは、従来の水溶性ビタミンC誘導体に、パルチミン酸を結合させたもので、水溶性ビタミンC誘導体と油溶性ビタミンC誘導体の両方のメリットを持ち合わせています。
価格が高いことを除くと、デメリットはほとんどなく、真皮にまで届くため、ハリやシワの改善に効果を期待することができます。
成分表には、パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(APPS)と表示されています。
5.ビタミンC誘導体の副作用
ビタミンC誘導体で感じやすい副作用は、乾燥と刺激です。
特に、敏感肌や乾燥肌の人が高濃度の水溶性ビタミンCが配合されたものを使うと、これらの症状が出やすくなるため、注意が必要です。
5-1.乾燥しやすくなる
水溶性ビタミンC誘導体は、即効性が高く化粧水として使いやすい成分なのですが、濃度が高すぎると乾燥を引き起こす場合があります。
乾燥肌の人は、
- 必ず濃度が5%以下の化粧水を使う
- 保湿力が高い成分が一緒に配合されている化粧水を使う
- 化粧水の後にしっかり保湿をする
などを守って、使うようにしましょう。
5-2.敏感肌の人は刺激を感じる可能性も!
水溶性ビタミンC誘導体は濃度が高くなると、刺激を感じる場合があるので、敏感肌の人は注意が必要です。敏感肌の人は、5%以下の濃度の化粧水でも、必ずパッチテストをしてから使うのがおすすめです。
6.敏感肌にはビタミンC誘導体が配合されていないオーガニック化粧水による美白がおすすめ!
ビタミンC誘導体が刺激になって使えない敏感肌におすすめなのが、オーガニック化粧水による美白です。
実は、シミやくすみの主な原因は、「肌内部の炎症」です。
肌が赤くなっているなどの見た目の変化がなくても、刺激を受けやすい敏感肌は、常に肌内部で炎症が起き続けている状態です。
そこへ強い美白成分を使うと逆効果になり、肌を守るためにメラニンが大量に作られて、シミが悪化してしまうこともあります。
そんな敏感肌におすすめなのが、強い美白成分が配合されていないオーガニック化粧水です。
オーガニック化粧水は、肌の炎症を鎮めて、肌の再生力を高めることができます。すると、肌は自分の力でシミ・くすみを追い出すことができるようになっていきます。
また、オーガニック化粧水には女性ホルモンを整える効果もあるため、女性ホルモンの乱れが原因の「肝斑」にも効果を期待することができます。
このように、オーガニック化粧水はすべてのシミ・くすみに悩む女性におすすめなのですが、美白成分が刺激になる敏感肌には、特におすすめの美白アイテムです。
7.まとめ
オーガニック化粧水は、美白成分で炎症を抑える対処療法ではなく、肌内部の炎症を抑えながら肌を再生する根本療法なので、シミを追い出して再発しにくい美肌を叶えることができます。
それでも、どうしても即効性が欲しい場合は、ビタミンC誘導体配合のオーガニック化粧水を使ってみるのも一つの方法です。
もし、美白成分を2~3ヶ月使っても効果を感じられない場合は、シミ・くすみの原因が、美白成分による肌内部の炎症や女性ホルモンの乱れによるものなのかもしれません。
特に刺激を感じる時は、オーガニック化粧水を活用して、シミを追い出すことができる肌を目指すのがおすすめです!