※本サイトの記事にはPR情報が含まれます。
保湿成分の代名詞とも言えるほど有名な「ヒアルロン酸」。
乾燥が気になる肌質の人なら、ヒアルロン酸配合のオーガニック化粧水を使ってみたいですよね。
そこでこのページでは、
- ヒアルロン酸配合のおすすめのオーガニック化粧水
- ヒアルロン酸配合の化粧水選びのポイント
- ヒアルロン酸の3つの種類と効果
- オーガニック化粧水で保湿力を高めるコツ
以上の4つについて、詳しく説明していきます。
目次
1.ヒアルロン酸配合のおすすめのオーガニック化粧水5選
ヒアルロン酸とは、人間の肌の真皮に存在している線維芽細胞によって、作り出されています。
つまり、ヒアルロン酸は、わざわざ外から補わなくても、オーガニック化粧水で肌本来の力を引き出すことで、きちんと作り出すことができる成分なのです。
でも、オーガニック化粧水を使い始めたばかりで、どうしても保湿力が足りないという人におすすめなのが、ヒアルロン酸配合で保湿力が高い5つのオーガニック化粧水です。
【ウェリナ「クリアヴェリーモイスト」】
ウェリナの「クリアヴェリーモイスト」には、ヒアルロン酸Naと加水分解ヒアルロン酸の2種類のヒアルロン酸が配合されています。
また、オイル成分もたっぷり配合されているため、乾燥肌におすすめの高保湿のオーガニック化粧水になっています。
ウェリナの化粧水「クリアヴェリーモイスト」の成分・効果・口コミ・価格詳細>>
【アムリターラ「ホワイトバーチ モイストウォーター」】
アムリターラの「ホワイトバーチ モイストウォーター」には、ヒアルロン酸Naが配合されています。
また、主成分となっている白樺樹液も保湿力が高く、「ベタイン」という保湿成分も配合されているため、乾燥しにくく刺激も少ない化粧水です。
【ドクターズオーガニック「無添加オーガニックローズ化粧水」】
ドクターズオーガニックの「無添加オーガニックローズ化粧水」には、ヒアルロン酸Naが配合されています。
「無添加オーガニックローズ化粧水」は、保湿力が高いローズウォーターを主成分に、3種類の保湿成分、グリセリン、トレハロース、ヒアルロン酸だけからなるシンプルなオーガニック化粧水です。
ローズウォーターだけを使いたいけれど、乾燥を防ぎたい人におすすめです。
【ニールズヤード「フランキンセンスハイドレイティングフェイシャルミスト」】
ニールズヤードの「フランキンセンスハイドレイティングフェイシャルミスト」には、ヒアルロン酸Naが配合されています。
また、乾燥や気温の低下から肌を守る効果が高い「フランキンセンス」やアロエベラ葉汁など、保湿力が高い成分がたっぷり配合されています。
【NUXE「ジェントル ピュアネス トーニング ローション」】
NUXEの「ジェントル ピュアネス トーニング ローション」には、ヒアルロン酸Naが配合されています。
アルコールフリーなので乾燥しにくく、保湿力が高いダマスクローズウォーターが主成分の保湿効果が高い化粧水です。
2.ヒアルロン酸配合の化粧水選びのポイント
ヒアルロン酸配合の化粧水を選ぶポイントは、次の3つです。
- ヒアルロン酸の配合量
- ヒアルロン酸の効果を高める保湿成分が配合されているか
- アルコールなど乾燥しやすい成分が配合されていないか
2-1.ヒアルロン酸の配合量をチェックしよう
ヒアルロン酸の効果を確実に実感したいなら、配合量をチェックするのが重要なポイントになります。
化粧品の成分表は、配合量の多い順に記載されています。一番最後に記載されている成分は、配合量がかなり少なく効果もあまりないと考えられます。
2-2.ヒアルロン酸の効果を高める保湿成分が一緒に配合されている
ヒアルロン酸は、セラミドやグリセリン、プロピレングリコール(PG)、ブチレングリコール(BG)、アミノ酸(セリン、グリシン、リジンなど)などの保湿成分と一緒に使うことで、相乗効果を期待することができます。
ヒアルロン酸の相乗効果を期待するなら、これらの保湿成分が一緒に配合されているものを選ぶのがおすすめです。
ただし、プロピレングリコール(PG)とブチレングリコール(BG)は、敏感肌の人には刺激になる場合があるので、注意が必要です。
2-3.乾燥を悪化させるエタノールなどの成分が配合されていない
エタノールは、アルコールのことです。
化粧水にエタノールを配合する理由は、毛穴を引き締める収れん作用やさっぱりした使用感を得るためです。
ところが、エタノールの効果は、揮発性が高いため、蒸発する際にお肌の水分を一緒に蒸発させてしまうことがあります。
そのため、乾燥肌の人や敏感肌の人が使うと、より肌の乾燥を進めてしまうことになりかねないので、注意が必要です。
3.ヒアルロン酸の3つの種類と効果
ヒアルロン酸は、大きく分けると3つの種類に分類されます。どのヒアルロン酸にも保湿効果はありますが、持続力や浸透力が違ってくるので、自分に合った種類のヒアルロン酸を選ぶことが大切です。
3-1.化粧水に配合されていることが多い3種類のヒアルロン酸とそれぞれの効果
化粧水に配合されていることが多い3種類のヒアルロン酸とそれぞれの効果は、次のようになっています。
【ヒアルロン酸】
高分子で、ゲル状なのが特徴です。肌に浸透せずに肌表面を乾燥から守るバリア機能のサポートをしてくれる成分です。
【加水分解ヒアルロン酸】
一般的なヒアルロン酸を酵素などによって加水分解したものです。低分子で、ヒアルロン酸に比べるとゆるいテクスチャーです。
低分子になったことで、角層まで浸透しやすく水分を保持する働きをします。
【アセチルヒアルロン酸】
ヒアルロン酸の「水酸基」の一部を「アセチル基」に置き換えることで、水に溶けやすく混ざりやすい「親水性」と、水に溶けにくく混ざりにくい「疎水性」、油と混ざりやすい「親油性」を持っています。
高い保湿力と、肌とのなじみの良さを兼ね備えていて、スーパーヒアルロン酸とも呼ばれています。
3-2.低分子ヒアルロン酸と高分子ヒアルロン酸の違い
3-1で1つ目に紹介した「ヒアルロン酸」は、高分子ヒアルロン酸です。次に紹介した「加水分解ヒアルロン酸」が、低分子ヒアルロン酸です。
何となく低分子の方が浸透しやすくて効果がありそうなイメージを持ちやすいですが、実際にはどちらにもメリット・デメリットがあります。そのため、自分に合った使用感のヒアルロン酸を選ぶことがおすすめです。
ぜひ、低分子ヒアルロン酸と高分子ヒアルロン酸の違いを参考に、自分に合ったヒアルロン酸を見つけてくださいね。
<低分子ヒアルロン酸と高分子ヒアルロン酸のメリット・デメリット>
【低分子ヒアルロン酸(加水分解ヒアルロン酸)のメリット・デメリット】
メリット:浸透力が高く、角質層まで浸透しやすく、サラッとした使い心地
デメリット:保湿効果の持続時間が高分子ヒアルロン酸に比べて短い
【高分子ヒアルロン酸(ヒアルロン酸)のメリット・デメリット】
メリット:保湿効果の持続時間が長く、しっとりした使い心地
デメリット:浸透しにくく、肌表面にとどまる
このように、どちらにもメリット、デメリットがあるのですが、特に乾燥しやすい肌質の人は、両方が配合されていると、肌内部も肌表面も両方の潤いを保つことができるのでおすすめです。
また、季節に合わせて使い心地で選ぶというのも一つの方法です。
3-3.ヒアルロン酸の働きとその効果
ヒアルロン酸には、1gあたり6ℓの保水力があります。
この保水力高いヒアルロン酸が、真皮のコラーゲンとエラスチンなどの間でしっかりと水分を抱え込んでくれることで、弾力のあるお肌を維持することができます。
反対にヒアルロン酸の量が減ってしまうと、肌の弾力が低下して、肌荒れや乾燥の原因になってしまいます。
そのヒアルロン酸を作り出しているのが、「線維芽細胞」です。線維芽細胞は、ヒアルロン酸を作るだけでなく、コラーゲンやエラスチンなどを作り出す働きもしています。
つまり、この線維芽細胞の働きを守ることが、ハリのある肌にとって重要な鍵とも言えるのです。
4.ヒアルロン酸だけじゃない!オーガニック化粧水で保湿力が高い肌を育てよう!
コラーゲンやヒアルロン酸を作り出す線維芽細胞は、加齢だけでなく、紫外線や化粧品による悪影響によっても、衰えてしまうことがわかっています。
オーガニック化粧水を使い始めると肌が若返ったと感じる人が多いのは、肌本来の力を高めることで、線維芽細胞の働きが高まったからです。
4-1.オーガニック化粧水にはヒアルロン酸以外にもたくさんの保湿成分が配合されている!
オーガニック化粧水に使われている保湿成分は、ヒアルロン酸以外にもたくさんあります。
また、オーガニック化粧水は、植物成分だけで構成されているために、化粧品による悪影響によって、線維芽細胞の働きを低下させてしまう心配もありません。
保湿力が高いオーガニック成分には、次のような成分があります。
<保湿力が高いオーガニック成分>
ローズマリーエキス…抗酸化作用、血行促進作用があり、高い保湿力とコラーゲンの分解を抑制する効果がある
月桃葉エキス…抗菌作用、抗酸化力、コラーゲン、ヒアルロン酸の分解を抑制する効果がある
大豆エキス…保湿効果が高く、コラーゲンやヒアルロン酸の生成を促進する効果がある
ローズプラセンタ…植物性プラセンタには、線維芽細胞の働きを活性化する働きがある
ホホバオイル…「ワックスステルス」という人の肌と同じ成分を持ち、バリア機能をサポートする
4-2.オーガニック化粧水なら肌本来の保湿力を高めることも可能!
これまでシリコン系の成分が配合された化粧水を使っていた人が、オーガニック化粧水を使い始めると、ほとんどの人が物足りなく感じてしまいます。
ところが、しばらく使い続けることで、肌本来の機能が働き始め、保湿成分に頼らなくても、肌自身がヒアルロン酸などの保湿成分を作り出せるようになり、内側から潤う肌へと生まれ変わることができるのです。
そのためには、与え過ぎずないシンプルなケアを最低でも3ヶ月間は、辛抱強く続けることが大切になってきます。まずは3ヶ月間、自分の肌の力を信じて、健康なお肌を取り戻してくださいね。
5.まとめ
オーガニック化粧水を使うメリットは、ヒアルロン酸を外から補わなくても肌内部で自ら作り出せる点です。
オーガニック化粧水を使い始めたばかりで、物足りなく感じるという程度であれば、肌自身が潤いを出せるようになるまで使い続けるのがおすすめです。
ただ、どうしても乾燥が止まらない時には、ヒアルロン酸配合のオーガニック化粧水に頼ってみるのも一つの方法かもしれません。
乾燥が気になる時は、ヒアルロン酸配合のオーガニック化粧水を上手に活用しながら、与えすぎないシンプルなケアを続けていきましょう!